HACCP

2020年 02月 09日

いつもホームページをご覧頂き、誠に有難うございます。

ここ数日、急に寒くなりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。
新型コロナやインフルエンザなどウイルス対策など衛生管理に十分気を付けていきたいものです。

衛生管理といえば食品にも「HACCP」というものがあります。
これはアメリカで始まった食品の衛生管理に関する手法で、今では世界的に導入が進められています。

HACCP=Hazard危害、Analysis分析、Critical重要、Control管理、Point点という頭文字をとってHACCP=ハサップとなります。

食品を製造する際に安全を確保するための手法のことで、製造・出荷のどの工程や段階で微生物や異物が混入しやすいかを、あらかじめ予測・分析して被害を未然に防ぐ方法です。
日本ではHACCP認証として厚生労働省や各自治体、業界などに認証機関があります。


この手法は家庭でも実践できるので、是非お試しください
・食品購入時
>消費期限の長いものを選ぶ

・保存時
>冷蔵10℃以下、冷凍-15℃以下で庫内に詰め過ぎない

・下準備
>タオルやスポンジは清潔なものを使用し、まな板や包丁は熱湯消毒する

・調理時
>加熱調理は中心温度が75℃以上で1分以上加熱する

・飲食時
>清潔な食器や器具を使用し、菌の増殖を防ぐため食後はすぐに片づける

・残った食品
>早めに冷凍、冷蔵保存し、容器は清潔なものを使用する

調理するにあたっては当然のことですが、HACCPは合理的な衛生管理方法ですので、是非実践してください。

今度、スーパーに行ったときなど、どんな食品にHACCPマークが付いているか一度確認してみては如何でしょうか。


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